■ 前のスクロール位置に復帰したい
長いページを読んでいる途中で内容確認等のために
一時的に先頭に移動します。
その後、
続きを読むために前のスクロール位置に戻りたいケースがあります。
マウスによる微小上下スクロールを中心とした操作では
前の位置に戻るのが難しくなります。
スクロールしながら前の位置を探す必要があり目が疲れます。
以下、キーボードによって往復をどう実現するか見ていきます。
■ 画面上下移動と復帰
「画面(ページ)単位の移動」では「PageDown(F)」を 3回入力すると
「PageUp(R)」を同じ回数3回入力すれば前の位置に戻ります。
「Space/Shift-Space」でもOKです。
■ 特定スクロール位置を記憶して復帰
特定のスクロール位置を記憶(マーク)したい場合は「M」を押します。
別の位置にスクロールした後「N」で戻れます。
このとき現在位置が代わりにマークされます。
そのため「N」を連打すると2点間を往復移動します。
■ 先頭最後への移動と復帰
「先頭、最後に移動(Home/End・W/S)」する時も
前のスクロール位置がマークされるので「N」で移動前の位置に戻れます。
「N」の連打は先頭移動時に最も頻繁に行われる動作です。
■ 「戻る/進む」ボタンによる往復
「戻る/進む」はページ間移動で最も頻繁に行われるものです。
しかし実行のたびに毎回
マウスポインタをブラウザの
左上隅に移動する必要があり面倒です。
またクリック操作自体の操作量が多いという問題もあります。
そこでKeyNaviでは手をホームポジションに置いたまま
「Q/A or P/;」の打鍵一発で実行できるようにしました。
■ ブックマークと併用する
KeyNaviではクッキーを利用し
1つのサイトにつき1つのブックマークを登録「V」できます。
登録時のスクロール位置も記憶されるので
後から直接その位置に移動「B」できます。
「進む/戻る」と異なり移動先のページが履歴に残って無くてもOKです。
よく参照する場所、
例えばメニューリンクがある場所などを登録しておきます。
登録位置へ移動「B」、戻る「Q or P」により2点間を往復します。