一般にフレームを使ったページでアドレスバーに表示されるURLは
親フレームのもので子フレームには依存しません。
ページの移動があり子フレームURLが変わったとしても
アドレスバーに表示されるURLは変わりません。
表示されているページを「お気に入り」(ブックマーク)に登録したいとき、
メールで誰かに送りたいときなどに困ります。
JavaScriptを使ってこの問題に対応することが出来ます。
一般にURLには「#name」といった名前アンカーや「?」で始まる
Query文字列を付加することが出来ます。
ここに子フレームのURLの情報を含めることで対応します。
フレームのURLを「parent.html」とし子フレームのURLを
「child_name.html」とします。
親フレーム側で「parent.html#name1」でアクセスされたら
JavaScriptで子フレームには「child_name1.html」を表示するようにすれば
OKです。
親フレームのURLに含まれるオプション文字列から子フレームのURLを作ります。
汎用的には name→URL の連想配列を用意して使うといいでしょう。
【親フレームのHTML例】
<html>
<head><title>子フレームのURLを動的に算出し設定</title></head>
<noscript>
<a href="default.html">JavaScript無効の場合はこちらから</a>
</noscript>
<script language="javascript"><!--
function expand(){
var name=location.href.split("#")[1]
var FRAME1_URL="child_"+name+".html";
document.write(
'<frameset cols="200,*">',
'<frame src="./menu.html" name="frame0">',
'<frame src="',FRAME1_URL,'" name="frame1">',
'<noframes>',
'<a href="',FRAME1_URL,'">フレーム未対応ブラウザはこちらから</a>',
'</noframes>',
'</frameset>'
);
}
expand();
//-->
</script>
</html>