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Accesskeyによるショートカットの問題点

− 動作が不統一、使用できる文字が限られるなど。
アクセスキーによるショートカット

リンクやフォームの各オブジェクトに対し HTML内で 「accesskey="キー名"」を指定することによりショートカットを設定できます。

例えば<a href="yahoo..." accesskey="y">yahoo!</a>と記述すると 「ALT-Y」でリンクが「activate」されます。

  動作や入力方法が不統一

リンクではfocus、フォームではclick実行 (IE5-6)
リンクについてはフォーカス、 フォームについてはクリックが実行されます(WinIE5+)。 CheckBoxやラジオボタンではクリックが実行されても困りませんが submitボタンでもクリックが実行されるためページが移動してしまいます。

動作に一貫性が無いのでユーザが混乱します。

ブラウザ毎に動作が異なる
リンクについての動作は先述のとおりIE5.0/5.5/6.0ではフォーカスです。 一方IE4.0/NS6.0/7.0ではクリックが実行され該当ページへ移動します。

ブラウザ毎に入力方法が異なる
ブラウザによっては「ALT」の代わりに「Ctrl (MacIE5)」を使うなど 操作方法が異なります。 Opera7では「Shift-Esc」後に該当キーを押します。

各ブラウザのユーザ毎に説明する必要があり面倒です。

  指定できるキーが限られる

メニューバー内の既存のショートカットと重複
例えば「accesskey="f"」とした場合 メニューバーへの既存のショートカット(ALT-F=ファイルメニュー) と重複します。 その場合accesskey指定が優先され 「ALT-F」で「ファイルメニュー」にアクセスできなくなります。

事実上指定できるアルファベットは16個?!
特に問題になる点として メニューバーに使われているキーはブラウザ毎に異なります。 IE4.0(FEVGAH)、IE5.0-6.0(FEVATH)、NS6.0(FEVSGBTH)、 NS7.0&Mozilla1.2(FEVGBTWH)などバラツキがあります。

上記キーとの重複を避けるとすると 「CDIJKLMNOPQRUXYZ」の16個に限られてしまいます。

困ったことに日本語版、英語版以外のブラウザでは 上記以外のキーが割当てられていることもあります。

  KeyNaviによるショートカット指定

KeyNaviではブラウザ互換性の高いショートカットを柔軟に作成できます。 詳しくはサンプル集 [Shift-T]
任意キーを指定できる
KeyNaviでは「ALT」だけでなく「Ctrl」「Shift」 を組合わせた(重複可)ショートカットを作成できます。 また拡張関数を用いてキーの複数回入力 (履歴ショートカット)も実装できます。

様々な動作を指定できる
ページ内・ページ間移動、 フォーカス、クリック、関数実行を指定できます。

Shift修飾のショートカット
「ALT」「CTRL」は既存ショートカットと重複する可能性があります。 しかし「Shift」は互換性があり各ブラウザで安定して使えます。 「A」から「Z」まで全て使えます。

アプリケーションサーバZopeでの活用 [Shift-V]では 「Shift-英数字」で該当文字で始まるリンクやボタンに Focusするようになっています。

リッチクライアント@KeyNavi.Net [Shift-S]ではFunction,ALTキーショートカットを使った システムを紹介しています。


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